35からフランス語!

パリにはまり、急遽フランス語を身につけることにしました。目標は「ストレスなくコミュニケーションできること」ですが、どこまで、やりきることができるのでしょうか…

目と手で覚えた英語と、頭に入れたフランス語

ちょっとおかしなタイトルですが…

前回の記事で少しだけ触れた、

学生時代に勉強していた英語と比べたときの

実感で、まさにこんな感じなのです。


ちなみにこのタイトルは、

「目と手で覚えた英語は話せないけど、

   頭に入れたフランス語は話せる」

と続きます。


どういうことかといいますと、

英語はほとんど日本の公立の学校で教育を受けた結果、

自分自身でも「話したい、英語が出来るようになりたい」

と思わないで過ごした結果、


大学入試をクリアするためだけに、

問題を解くためだけに特化して勉強し、

入試では十分な成果を出せたものの、

それだけで終わってしまった結果、

(大学での英語の授業もクリアしましたが、

    そこで英語力が伸びた実感はありません)

 

英語では

「目だけで問題を読み、手だけで問題を解く」という感じで、

文法と読解は多少できるが、英作文は定型文を繋げる程度、

そして(だからこそ?)全く話せない。

という体たらくなのです。


話すためには頭の中で英文を組み立てなければいけないのですが、

それがほとんどできないという感じ。

出力のための回路や蓄積が全くないというイメージです。


それに対して、フランス語は、

回路や蓄積がちゃんとあって、頭から口につながるイメージ。

話したいことが、ぽつりぽつり、稚拙であっても、

それなりに口から出てくるイメージです。


例えば、

「フランスの労働形態(CDI、CDD、ETT)についてどう思うか」

と問われたら、フランス語ではなんとか、

稚拙な表現ばかりとはいえ自分の考えを述べられますが、

英語では全くできません。

ちょっと考えても、とっかかりの一文すら思い浮かばないのです。


…ここまで考えてきて気づきましたが、

英語ではたぶん、自分の意見を述べたり、

実用のための語彙やフレーズを身につけていないのですね…

逆に、読むための経験や語彙はそれなりにある。


同じハリーポッターでも、

英語版だと、「さすが児童書、読めそうな気がする!」と思えるけれども、

フランス語版では、「こ、これが児童書?読めそうにない…」と思うのも、

そのあたりが原因かもしれません。

フランス語では、読むための語彙や経験がまだまだ足りない。

あ、もちろん、英語の語彙も全然足りないのですが。


そう考えていくと、今のフランス語の語彙はかなり偏っている上に、

英語のレベルにも届いていないんだな…と思わざるを得ません。


数ヶ月に一度、「こんなことをしている場合ではない!

英語をもっと話せるようにならなければ!」と焦燥感にかられるのですが、

そのためには英語の出力回路作りからしなければならないし、


フランス語を学び始めた頃、

英語の知識と混ざってしまって混乱したことを考えると、

もう少し英語からは遠ざかっていた方がいいのかも…と

考え直しました。。。


しかし、いつ、フランス語が満足いくレベルまで到達できるのか…

そう思うと本当に果てしないですね…

は〜。

 

音読とシャドーイング

細々とスカイプ授業だけをやっていた時、

仏文和訳と仏作文をやっていたのですが、

仏文のレベルが私には高すぎることもあって、

授業の準備をするのに精一杯、復習は全くできませんでした。

 

なので、当然のことながら、

読解のために調べまくった語彙も全く覚えられず。

 

和訳力…というか、構文解釈力は徐々についた気がするものの、

フランス語力がついている気は全くしませんでした。

(それどころかまた、喋れなくなりつつあるくらい)

 

さらに、音読が全く出来ないことに気がついたのです。

先生の後について読むのですが、先生の音が聞こえてないのか?と

自分で突っ込めるくらい、読めない。

 

まあ元々、読みの規則は完全独学ゆえ、かなりあやふやなのですが、

やはり知らない単語は読めないし、読むスピードで意味が取れないので

不自然な区切りで読んでしまうのです。

 

個人的には、これはけっこう問題だなと思っています。

読むスピードで意味が取れなければ、聴いてわかるはずがないし、

今やっている仏文は、ル・モンドの記事なので、

私が目指しているレベルにぴったりだからです。

 

なので、まずはシャドーイングで練習しようと、

ようやく時間が取れるようになってから、

音源を使ってやってみました。

 

ただし、今の自分にはレベルが高すぎる文章だけあって、

初めはまったくできる気がしなかったのですが、

たまたま移動で一時間以上電車に乗らなくてはならなかったので、

いい機会だと思って、集中的にやってみました。

 

日常生活の中ではなかなか、ここまでやり続ける気にならないので、

これだけやればできるようになるんだからやりなさい、という

自分への戒めとして、書いておきます。。。

 

最初は文章を眺めながら聴き、

次は声を出さずに、口が滑らかに動くようになるまで

文章を眺めながら繰り返しました。


そして家に帰ってから、

まずは音源を聴きながら声を出してシャドーイングを繰り返し、

少しできるようになったかな、と思ったら、

途中で音を止めながら、独力で音読。


そこまでやっても、まだ上手く発音できない箇所があり、

文章の意味もそのスピードで取れないので、

もう少し練習しないといけませんが、

なんとなく、実感値では、こうやって語彙を増やしていくのが

正解のような気がします。

 

うまく言えないのですが、こうやって初めて、

頭の回路をちゃんと通る感じがするというか、

話す時に使えるようになるというか・・・


このあたりは、学生時代に英語を勉強した時の感覚と比べているのですが、

話が長くなるので、また別のエントリーで書きたいと思います。


まずはともかく、音読を使って

今まで読んだ文章を復習し、語彙を増やしたいと思います!

 

目指すところは、文章の中に使われている表現や語彙を使って

話せるようになること✨

 

相当、そうとう頑張らねば、でしょうが…

頑張ります…

 

 

仏検準一級への準備

今のところ合格できる可能性があるとは思えないのですが、

フランス語を勉強するモチベーションのため、

DELF B2 に挑戦する試金石として、

今年の11月に仏検準一級を受けることにしました。

 

しかし先ほど試しに過去問を解いてみたところ、


・長文読解(正誤問題) 8/10

・書き取り                       ほぼゼロ

・聴き取り(語彙記入)1/10

                  (正誤問題)7/10


というひどい出来でした。。。😅


読解は、予想以上に読み取れたものの、

かなりしっかりと一文一文に張り付かないと正答できず、


書き取りは、通常スピードがかなりゆっくり感じるからいけるかな、

と思ったものの、内容がさっぱりわからず、多少は書き取れるものの、

明らかに前後が繋がらなくて途中で嫌になってやめるレベル、


聴き取り(語彙記入)は、内容は全てわかったものの、

記入すべき単語がわからなかったり、綴りを間違えたりで正答1。。。


聴き取り(正誤問題)の方も、話はわかったものの、

問題文が聴き取れず、完答できませんでした。


なお、文法の方は、試すまでもなくできないと思います😅

名詞化問題とか、できる気が全くしません。

 

なので、万が一合格するとすれば、

読解とか書き取りで点が取れた場合だな・・・と思っていたのですが、

こちらも厳しいとなると、相当合格の可能性はないと思います。

 

DELF B2 の問題も、これから試しに聴いてみようと思いますが、

どうかな〜。。。

 

そしてこれから、どういう勉強をすべきか・・・

よく考えないといけません😭

 

ようやく再開!

すっかりご無沙汰しております。。。


ようやく仕事の繁忙期も終わり、

少しずつフランス語のことを考えられるように

なってきました。


なので、ここ数日は、

これからの展開について考えています。


まずは・・・

仏検準一級を受ける

・DELF B2 受験の準備を始める

ことにします。


準一級の受験は、以前からDELF B2 の試金石として

合格の可能性がなくても受けようと思っていたので、

今年の11月に受けようと思います。

 

DELF B2は、もし間に合いそうなら

来年の5月には受けたいな、と。。。

どうかなー!


ちなみに、仏検準一級の準備をするにあたって

過去問を解いてみたので、

次のエントリーにまとめておきます。

 

もちろん、まさか自分ができるとは思っていませんでしたが、

予想以上にできなくてがっかりでした😅💧

[覚書]耳で聴いてわかるためには

ここしばらく仏文和訳していた内容の音源をようやく手に入れ、

聴き始めたのですが、パッと見てわからない文章は、

やはり聴いてもわかりません。

逆にパッと見てわかる文章は、耳で聴いてもわかります。

 

では、パッと見てわからない文章は、なぜわからないのかな、と考えてみると

まずは、単語の意味が取れずに引っかかっていました。

 

ここでいう「単語の意味が取れない」というのは、

すでに和訳を済ませているわけなので、

辞書に載っている意味を忘れている、というのはもちろんなのですが、

たとえ意味を覚えていたとしても、フランス語の文章の中で、

流れに沿って理解できない、という意味です。

 

自分が作った和訳を添削してもらっているので、

日本語で内容は理解して、こなれた文章もついているのですが、

そこからもう一度、フランス語に還元して単語の並びで理解できないと

耳で聴いた時にわからない印象です。

 

もちろん音読もして、言葉の繋がりも意識しないといけません。

黙読している時に、一応頭の中で鳴っている音のイメージは、

リエゾンなどもついていないし、そもそも間違っていたりするし…😅

 

復習がてら、もう少し口を動かしてみて、

結果を検証したいと思います!